計画性のない元美大生のキャリア設計

「美大生が社会人になるってどゆこと?就職ってすべき?好きを仕事にするってできるの?‥‥大丈夫、病気で休学したり単位が足りなくて留年したりした先輩もなんとかやってるよ!みたいなことを、お前の言葉で伝えてほしい」

ざっくり言ってそんな用命がS教授から来たのは、2013年7月のことでした。

身の丈の身の上話ならできます、ってことで9月に新宿の椿屋珈琲で打ち合わせ。学生時代にお世話になりっぱなしだった教授と会ったのは何年ぶりだろう。クラスメイトと結婚したことを報告せずにいた不義理を詫びるも、先生は終始笑顔。昔と変わらず福山雅治よりも低い美声に、おのずと背筋が伸びる。

聞けば講義の日程は11月。まだぜんぜん時間ある〜。と思って2ヶ月ほど何もせず、パワポに言葉をまとめたのは前夜でしたが、気がつけば78ページの大作ができあがっていました。

 

11月19日、母校の武蔵美で講義。

『キャリア設計基礎』だったかな?150人くらいの後輩たちを目の前に90分間、自分の学生時代から現在のキャリアまでを話しました。

スライドの一部。質問はTwitterで受けるようにしました。

スライドの一部。質問はTwitterで受けるようにしました。

おおまかにはCINRA.jobさんでインタビューしていただいた内容とかぶることも多いけれど。まずは、今の仕事が学生時代の「制作」と同じで「実験」の要素をはらんでいるスリリングな内容であることを、具体的な事例を通して(話せる範囲で)話しました。

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靭帯ってどこ?

昼間、5つ下の弟と高校サッカーをテレビで見ていて、10年前に彼が県代表で出たときの話に。

国立競技場を行進する弟を、両親と彼女(今の奥さん)と見たのは鮮明に覚えていました。ゴスペラーズが歌ってた。けど、二回戦で敗退したときの相手校・石川県の星稜高校にあの本田がいたことは、10年目にして知ったニュースでした。そっか、俺は17歳の本田を見てたのか。

顔も性格も体格も似てなさすぎる兄弟。かたや休日は彼女や友達とドライブ、かたやゴールド免許。かたやスペインリーグおたく、かたやモノノフ。日産スタジアムで見たのは、かたやロナウジーニョ、かたやあーりん。

28歳になった今も京都の1部リーグでレギュラーをやってる弟。そのことも今回の帰省で知りました。秋に靭帯を切ったらしい。へえ、で、靭帯ってどこ?

顔も性格も体格も似てなさすぎる兄弟。愛媛を出て深夜の高速道を東へひた走ってます。弟のHONDA車で。

アウトプットするよ。

新年あけましておめでとうございます。

2013年はWebディレクターという職種に慣れるための一年でした。

正直、まだまだ。

自分の至らなさに自分が翻弄されるという状態に、ちょっと疲れたなぁ。周りにもずいぶん迷惑をかけました。

そんな中、また一緒に仕事がしたいと言ってくれる方々がいることに救われます。挑戦できるステージがあることに感謝しながら、もっとチャレンジングな仕事がしたい。

 

昨年は個人活動でも取り組む舞台を与えてもらえた年でした。

年の初めに、前職の後輩・長谷川弘佳さんに誘われてレシピブックのコピーワークをお手伝い。

夏は『広告批評』元編集長の河尻亨一さんに声を掛けてもらい、2013年のカンヌライオンズをまとめた雑誌に、Perfumeに関するコラムを執筆させてもらいました。

11月、母校・武蔵美の教授に呼ばれて人生初の講演をしました(その模様は別の機会にアップします)。

どれも刺激的だったなぁ。
自分の言葉で書いたり、話したりすることが、誰かの手に渡って形になる。意味を持つ。その醍醐味を知った年でした。

第一義は目の前の仕事だけど、今年は個人の活動ももっと広げていきたい。

だから、今年のテーマは「アウトプット」。

それが一人前にできるためには、仕事の方のレベルアップが欠かせないんだけど。

 

本年もよろしくお願いします。

巨大神殿からの脱出

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幕張メッセで前代未聞の3000人規模で開催されたリアル脱出ゲーム『巨大神殿からの脱出』のデバッグ公演に行ってきた。

謎制作のSCRAP加藤さんと堺谷さんには『ビックロ機密文書を探せ!』でもお世話になりました。

再演の可能性があるのでネタバレになることは一切書けないけれど、謎を解いて次のステップに進む快感はやっぱり気持ちいい。

本公演のあとの加藤さんのBlogを読んだ。世界記録、おめでとうございます。

 

そうそう、舞台の裏側を見せてもらいました。
クラタスの生みの親、倉田さんにもお会いできました。

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壁面にうつる影は演出ではなくて、パイプ椅子の作業場もリアルな作業場。
クラタス、超かっこよかったっす。巨大な造形物への畏敬の念が半端なかったわ。

木谷さん、ありがとうございました!

R-40 〜サプライズ〜

社長が40歳になったので、サプライズでバースデーパーティーをしました。

社員と外でミーティングをしたあと、まだ改装工事中の3階に呼びつけ、隠れていたゲストのみなさんや社員全員がわっと出てきて「おめでとう」のシャワー、特注のケーキ、国内外のさまざまな方によるビデオメッセージ、そして奥様からのお手紙ムービー。

改装中のオフィスで強行サプライズ!

改装中のオフィスで強行サプライズ!

「泣かせる」という目標は達成できました。それだけで満足。

しかも、前日の深夜3時に社長の奥様宛に送った、

これは一案ですが、まずは動画を見てもらって、
他にも集めているいろんな方々のビデオメッセージも織り交ぜて
「あぁ素敵なビデオメッセージや〜」と思わせておいてから、
最後に手紙ムービーで一気に泣き落としに入る!という、
まさかのサンドイッチ作戦というのもありかなと思いました。

というプランがそのまま採用され、狙い通りのビデオを作っていただけたことに感謝しきり(東北新社のK様、ありがとうございます!)。プランナー冥利に尽きるというものです。一部、若気の至りに走っちゃった写真のチョイスと組み方に修正を入れたいところはありましたが、それもご愛敬。

みなさんに多忙なスケジュールの合間を縫っていただき、13分45秒の大作ムービーができあがりました。

写真、僕。我ながらいいの撮った。

写真、僕。我ながらいいの撮った。

 

奥様に手紙を書いてもらって朗読してもらう。

これは僕自身の、前の会社をやめるときに同僚たちにやってもらった経験から来ています。まさか妻からの手紙が送別会で代読され、日頃彼女が何を思って僕を見守っていたのか知ることとなりました。みんなの前で。‥‥あれをやりたい。

それでなくても、社長を慕う多くの方々が集まってくれている状況に勝算は見いだしていましたが、むしろ奥様にとって手紙を書くというきっかけ作りにしちゃえ、と、かなりお節介なことを考えて実行させてもらいました。「こんな企画がなかったらやらなかったこと」をやってもらいたい。サプライズは喜びの沸点がわっと上昇するものですが、手紙はその後も一生残る世界にひとつだけのギフトだと思うので。残るイベントにしたかった。

思いのほかグッとくるお手紙を書いていただき、僕が昼間から泣きそうになったのはいい思い出です。

 

当日は仕事の納品や突発的な作業が折り重なって、しかもケーキの発送トラブルなど、ほんとうに間に合うのかドキドキでしたが、奇跡的にすべてが間に合いました。

素敵な計画を立ち上げてくださった小川さん、中村さん、かなみさん、木谷さん、戸田さん、金子さん、社内の進行に誘ってくださった金澤さん、そして奥様の鴨下さん、Facebookグループのみなさま、BIRDMANのみんな、ありがとうございました。

 

おめでとうございます!

おめでとうございます!

 

みなさんと共犯者になれて楽しかったです。

Reblog「阿久悠作詞憲法15条より」

tacrow:

師匠から教わったこと。
大事なことなのでメモ。

ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合 から引用:

コピーライター養成講座の専門コース9代目中村組(中村クラスってことです)で紹介した言葉です。阿久悠さんの言葉なんですが、作詞というジャンルを超えて、コピーライターにも通ずる心があると思い、ここに紹介します。
—————————
■第5条
個人と個人の実にささやかな出来事を描きながら、
同時に社会へのメッセージにすることは不可能か。
—————————
■第7条
電信の整備、交通機関の発達、自動車社会、
住宅の洋風化、食生活の変化、生活様式の近代化と、
「情緒」はどういう関わりを持つだろうか。
—————————
■第8条
人間の表情、しぐさ、習癖は不変であろうか。
時代によって全くしなくなったものもあるのではないか。
—————————
■第12条
七五調の他にも、
音楽的快感を感じさせる
言葉があるのではなかろうか。
—————————
■第14条
時代というものは見えるようで見えない。
しかし時代に正対していると
その時代特有のものが何であるか、
見えるのではなかろうか。
—————————
■第15条
歌は時代とのキャッチボール。
時代の中の隠れた飢餓に命中することが、
ヒットではなかろうか。
—————————

「時代の中の隠れた飢餓」という言葉にハッとしました。
確かにそれは、ある。見つけられるかどうか、だと。

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沖縄へ。2013

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「青い 水平線を いま駆け抜けてく♪」

山下達郎の『RIDE ON TIME』をBGMにドライブしたくなる、台風明けの宮古島。

10月26日〜28日、
去年に引き続き、今年も社員旅行で南国に行ってきました。

レンタカーの中で流れていたのは、唯一受信できたNHK FMからの坂本冬美でしたが。

水温はちょい低め。

台風一過の直後で水温はちょい低め。後ろにいるのはブラザー・トムではありません。

 

10月なのに、南の島で夏を取り返してきました。

いや、今年の夏は、

長野でパラグライダーとか、

熱海で花火とか、

もうたっぷりと夏をしてきたと思いますが、

宮古島の青は、

どことも違う透明感があって。

 

嘘みたいな写真がいっぱい撮れて面白かったです。